キムチ鍋は冬の定番料理ですが、「辛くて子どもが食べられない」「家族の中に辛いのが苦手な人がいる」という理由で作るのをためらう家庭も多いのではないでしょうか。
実はキムチ鍋は、少しの工夫で辛さを和らげて甘くすることができます。
牛乳や豆乳を加えてスープをまろやかにしたり、チーズや卵などの具材を足したりすることで、辛さを抑えて食べやすい味に調整することが可能です。
この記事では、キムチ鍋の辛さをやわらげて甘くする方法や、家族みんなで食べやすくするアレンジを紹介します。
キムチ鍋のスープを甘くする方法
キムチ鍋の辛さを和らげたい場合は、まずスープの味を調整するのが効果的です。
スープ自体をまろやかにしておくと、具材にも味がなじみやすく、全体的に食べやすい鍋になります。
牛乳を加える

キムチ鍋の辛さを和らげる方法として、最も手軽なのが牛乳を加える方法です。
牛乳には自然な甘みがあり、キムチの辛味や酸味をやわらげてくれます。
また乳脂肪分が加わることでコクが出て、口当たりもとてもまろやかになります。
入れるタイミングは、スープがある程度煮えてから少しずつ加えるのがおすすめです。
最初から大量に入れるより、味を見ながら少しずつ足すとバランスが取りやすくなります。
辛さを抑えたい場合は、スープの一部を牛乳に置き換えるくらいのイメージで調整すると食べやすくなります。
豆乳などの植物性ミルクを加える

牛乳が苦手な場合は、豆乳などの植物性ミルクを使う方法もあります。
特に豆乳はクセが少なく、キムチ鍋との相性も良いので使いやすい食材です。
無調整豆乳を使うと自然なコクが加わり、辛さがやわらぎます。
さらに甘みを強くしたい場合は、調整豆乳を使うのも一つの方法です。
ほんのり甘さが加わることで、スープ全体がやさしい味になります。
そのほか、アーモンドミルクやライスミルクなども使えますが、料理用として使う場合はフレーバーの付いていないものを選ぶと失敗しにくくなります。
はちみつを少量加える

軽く入れるだけで辛さを和らげられる方法として、はちみつを加える方法もあります。
はちみつは砂糖よりもコクのある甘みがあり、キムチの辛味や酸味をやわらげてくれます。
少量でも効果が出るため、小さじ1程度から少しずつ加えるのがポイントです。
入れすぎると甘くなりすぎるので、味を見ながら調整しましょう。
みりんで自然な甘みを加える

砂糖より自然な甘さを出したい場合は、みりんを少量加える方法もあります。
みりんには甘みだけでなくコクもあり、キムチの酸味や辛味をやわらげてくれます。
鍋が沸騰しているタイミングで加えるとアルコール分が飛び、味だけが残ります。
入れすぎると甘くなりすぎるため、大さじ1程度から調整するのがおすすめです。
コチュジャンで甘辛バランスを整える

辛さをやわらげながらコクを出したい場合は、コチュジャンを少量加える方法もあります。
コチュジャンは辛味だけでなく甘みも含んでいる発酵調味料なので、キムチ鍋の味に深みが出ます。
特に辛味が強いキムチを使った場合でも、コチュジャンを加えることで味のバランスが整いやすくなります。
砂糖を少量加える

一番シンプルなのは、砂糖を少量加える方法です。
キムチ鍋のスープは辛味や酸味が強いため、ほんの少し甘みを足すだけでも味のバランスが整います。
ただし入れすぎると鍋全体が甘くなりすぎるので、小さじ1程度から様子を見ながら調整するのがポイントです。
ごまやごま油でコクを加える

辛さをやわらげる方法として、ごまやごま油を加えるのも効果的です。
ごまの香ばしさとコクが加わることで、キムチの辛味がやわらいだように感じられます。
仕上げにすりごまを加えたり、少量のごま油を回しかけたりすると、味に深みが出ます。
韓国料理でもごまはよく使われる食材なので、キムチ鍋との相性もとても良いです。
具材を工夫して甘くする
キムチ鍋は具材によって味の印象が大きく変わる料理です。辛さを抑えたい場合は、甘みやコクのある具材を加えることで食べやすくすることができます。
とろけるチーズを加える

キムチ鍋をまろやかな味にする定番の食材が、とろけるチーズです。
具材に火が通ったタイミングでチーズをのせてフタをし、少し蒸らすと鍋全体にコクが加わります。
チーズのまろやかな風味がキムチの辛味を包み込み、食べやすい味に変わります。
牛乳や豆乳を入れたスープにチーズを合わせると、さらにマイルドな味になるので、辛いものが苦手な人でも食べやすくなります。
卵やお餅を入れてまろやかにする

卵を加えるのも、キムチ鍋の辛さを和らげる方法の一つです。
ゆで卵を具材として入れても良いですし、仕上げに溶き卵を加えてかきたま風にするのもおすすめです。
卵のコクが加わることで、スープの刺激がやわらぎます。
また、お餅を入れると鍋にとろみがつき、辛さが少し穏やかになります。
鍋用の薄い餅でも良いですし、韓国のお餅であるトッポギもキムチ鍋によく合います。
ただし、具材だけで辛さを大きく変えるのは難しいため、小さな子どもや辛いものが苦手な人が食べる場合は、スープ自体を牛乳や豆乳で調整しておくと安心です。
玉ねぎやキャベツなど甘みのある野菜を増やす

野菜の甘みを利用するのもおすすめです。
特に以下の野菜は、加熱すると甘みが強く出るためキムチ鍋の辛さをやわらげます。
- 玉ねぎ
- キャベツ
- 白菜
- 長ネギ
これらの野菜を多めに入れて煮込むと、スープに自然な甘みが溶け出して味がまろやかになります。
子どもと一緒に食べる場合は、辛味を抑えるためにも野菜を多めにするのがおすすめです。
コーンやさつまいもで甘みをプラスする

甘みをしっかり出したい場合は、コーンやさつまいもを入れる方法もあります。
コーンの自然な甘さは辛味のある料理と相性がよく、キムチ鍋の味をやさしくしてくれます。
また、さつまいもを入れるとホクホクした食感と甘みが加わり、辛さがかなり穏やかになります。
辛い鍋が苦手な子どもでも食べやすくなるため、家族向けのキムチ鍋には特におすすめの具材です。
〆の雑炊を甘くする工夫

キムチ鍋の楽しみの一つが、最後に作る〆の雑炊です。ここでも辛さをやわらげるアレンジができます。
ご飯を入れて雑炊にする際は、卵やチーズを加えると味がぐっとまろやかになります。卵でとじることでスープの辛味が和らぎ、食べやすい味になります。
さらに、少量のマヨネーズを加えるとコクが増してまろやかな味になります。マヨネーズはそのまま入れるとダマになりやすいので、少しずつスープに溶かしながら加えるのがコツです。
キムチとマヨネーズは意外と相性が良く、卵と組み合わせることで味がまとまりやすくなります。
まとめ
キムチ鍋は辛さが魅力の料理ですが、牛乳や豆乳を加えてスープをまろやかにしたり、チーズや卵などの具材を工夫したりすることで、辛さをやわらげて甘くすることができます。
特に小さな子どもや辛いものが苦手な人がいる家庭では、スープを先に調整しておくと家族みんなで楽しめる鍋になります。
〆の雑炊でも卵やチーズ、マヨネーズなどを加えることでさらに食べやすい味に変えることができます。
少しのアレンジでキムチ鍋はぐっと食べやすくなるので、家族の好みに合わせて調整しながら楽しんでみてください。
